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男性がピラティスを「恥ずかしい」と感じる理由と乗り越える方法

男性がピラティスを「恥ずかしい」と感じる理由と、その気持ちを乗り越える方法

正直に言うと、俺もピラティスを始める前は「男がピラティスなんて…」って思ってた。会社の同僚に誘われた時も、内心「なんで俺がそんな女性っぽいエクササイズを?」って感じだったんだ。

でも腰痛がひどくて、整形外科でも「運動不足とデスクワークによる体幹の弱さが原因」と言われて困っていた。ジムでガンガン筋トレしても腰痛は改善しないし、むしろ悪化することもある。そんな時に勧められたのがピラティスだった。実際にやってみるまでは、あの「恥ずかしい」という気持ちとずっと格闘してたよ。

今回は、なぜ男性がピラティスを恥ずかしいと感じてしまうのか、その理由と実際にやってみて分かったことを整理してみた。同じように悩んでいる人の参考になれば嬉しい。

目次

なぜ男性はピラティスを「女性のもの」だと思い込んでしまうのか

A man in a black and white shirt doing a handstand

調べてみたら、この「ピラティス=女性向け」というイメージは、日本特有の現象らしい。アメリカやヨーロッパでは、むしろ男性アスリートがパフォーマンス向上のために積極的に取り入れている。

日本でこのイメージが定着した理由はいくつかある。まず、フィットネス業界のマーケティング戦略だ。2000年代にピラティスが日本に本格的に入ってきた時、美容やダイエットを軸にした女性向けの宣伝が中心だった。雑誌でも「美しいボディラインのために」「女性らしいしなやかな筋肉を」といった文句で紹介されることが多かった。

さらに、ヨガとの混同も大きい。実際、ピラティスとヨガの違いがよく分からない人も多いし、どちらも「ゆったりした動きで美容に良い運動」というイメージで一括りにされがちだ。でも実際は全然違う。ヨガがマインドフルネスや精神性を重視するのに対して、ピラティスは純粋にフィジカルトレーニングとしての側面が強い。

スタジオの雰囲気も影響している。多くのピラティススタジオが、白を基調とした清潔で落ち着いた内装にしているんだけど、これが「女性的」に見えてしまう。実際にスタジオに足を運んでみると、参加者の8割以上が女性というところも珍しくない。この状況を見ると「やっぱり男は浮くよな」って思ってしまうのも分かる。

でも、歴史を振り返ってみると全く違う話が見えてくる。ピラティスの創始者ジョセフ・ピラティス氏は、もともと第一次世界大戦で負傷した兵士のリハビリテーションとして開発した。つまり、男性の体を鍛え、機能を回復させるために作られたエクササイズなんだ。

「見た目の地味さ」への誤解が生む抵抗感

ピラティスをやったことがない男性の多くが抱く印象が「なんか地味そう」「汗もかかないし効果があるの?」というものだ。確かに、ベンチプレスで重いバーベルを上げるような分かりやすい達成感はない。

でも実際にやってみると、この「地味さ」こそがピラティスの本質だということが分かる。表面的な筋肉(アウターマッスル)ではなく、体の深部にある筋肉(インナーマッスル)にアプローチするため、動きが小さく見えるんだ。小さな動きでも、正しくやると想像以上にキツい。

俺が初めてピラティスのレッスンを受けた時、「プランク」という基本的な動きを30秒キープするだけで汗だくになった。見た目は地味でも、体幹をしっかり使うとこんなにハードなのかと驚いた。インストラクターに「普段筋トレしてる人ほど最初は苦戦しますよ」と言われて、確かにその通りだと思った。

最近の研究でも、ピラティスの効果が科学的に証明されている。2019年に発表された研究では、8週間のピラティストレーニングを行った男性グループで、体幹筋力が平均23%向上し、腰痛の改善率が85%に達したという結果が出ている。見た目の派手さと実際の効果は全く関係ないんだ。

特に、デスクワークが中心の男性にとって、ピラティスで鍛えられる姿勢維持筋は非常に重要だ。猫背や巻き肩の改善には、大胸筋を鍛えるよりも背中のインナーマッスルを正しく使えるようになることの方がよっぽど効果的だった。

「周りの目が気になる」という心理的ハードル

実際にスタジオに通い始めた時、やっぱり最初は居心地の悪さを感じた。グループレッスンに参加すると、20人中男性は俺ひとりということもザラにある。美容室帰り、エレベーターで後輩に「あれ、なんか変わりました?」と言われるようになったのは、姿勢が良くなったからかもしれないけど、それまでの道のりは決して楽ではなかった。

この「アウェー感」を軽減するために、いくつかの工夫をした。まず、プライベートレッスンから始めることにした。マンツーマンなら周りの目を気にせず、基本的な動きをしっかり学べる。費用は高めだけど、正しいフォームを身につけることで怪我のリスクも減るし、効果も出やすくなる。

男性インストラクターを探すのも有効だった。女性インストラクターが悪いわけじゃないけど、男性特有の体の硬さや筋肉の付き方を理解してくれる人の方が、的確なアドバイスをもらえることが多い。「男性は肩甲骨周りが特に硬いので」「デスクワーク男性の典型的なパターンですね」といった具体的な指摘は、とても参考になった。

最近では「メンズピラティス」や「ビジネスマン向けピラティス」といった男性限定のクラスも増えてきている。調べてみたら、都内だけで30カ所以上のスタジオが男性向けのプログラムを提供していた。需要が高まっている証拠だと思う。

オンラインレッスンという選択肢もある。コロナ禍で一気に普及したけど、自宅なら誰の目も気にならないし、好きな時間にできる。ただし、フォームのチェックが難しいので、ある程度慣れてからの方が良いかもしれない。

男性の体にこそ必要なピラティスの効果

A group of people doing exercises in a gym

実際に1年間続けてみて分かったのは、ピラティスは男性の体にこそ必要なエクササイズだということだ。特に、普段デスクワークをしている人や、スポーツで特定の筋肉ばかり使っている人には効果絶大だった。

まず、柔軟性の改善が素晴らしい。男性は女性に比べて体が硬いと言われるけど、これは筋肉量が多いことと関節の可動域が狭いことが原因だ。ピラティスの動きは、筋力トレーニングと柔軟性向上を同時に行うので、硬い体でも無理なく改善できる。

腰痛の改善効果も実感している。以前は月に2〜3回は腰の痛みで整体に通っていたけど、ピラティスを始めてからは半年に1回程度になった。これは体幹の深層筋が強化されて、腰椎への負担が軽減されたからだと思う。

スポーツパフォーマンスへの影響も大きい。俺はゴルフをやるんだけど、体幹が安定したおかげでスイングのブレが少なくなった。飛距離も以前より伸びている。体幹トレーニングの重要性は頭では分かっていたけど、ピラティスほど効率的に鍛えられる方法はなかなかない。

2020年に発表されたスポーツ科学の研究では、ピラティスを12週間継続した男性アスリートで、バランス能力が31%、筋持久力が28%向上したという結果が出ている。これは、従来の筋力トレーニングだけでは得られない効果だ。

姿勢の改善も顕著だった。長時間のデスクワークで猫背になりがちだったけど、ピラティスで背骨の正しいカーブを意識できるようになってから、自然と姿勢が良くなった。会議室に入った瞬間の、一瞬の視線が前とは違う気がする。これは見た目の印象にも大きく影響するから、ビジネスシーンでもプラスになっている。

始めるための具体的なステップと心構え

「やってみたいけど、やっぱり恥ずかしい」という人のために、実際に始めやすい方法をまとめてみた。俺が試行錯誤して見つけたルートなので、参考にしてもらえると思う。

最初のステップとしては、体験レッスンから始めるのがベストだ。多くのスタジオが1000円〜3000円程度で体験レッスンを提供している。いきなり月会費を払って入会するよりも、雰囲気やインストラクターとの相性を確認できるので安心だ。

体験レッスンを選ぶ時は「初心者向け」「基礎クラス」といった名前のものを選ぼう。「中級者向け」や「アドバンス」クラスは、動きが複雑で挫折しやすい。基本的な動きを丁寧に教えてくれるクラスの方が、ピラティスの本質を理解しやすい。

服装は動きやすければ何でも大丈夫だ。最初は普通のジャージやTシャツで十分。専用ウェアを買う必要はない。ただし、滑りにくい靴下か裸足で行うので、足元だけは注意しよう。

目標設定も重要だ。「痩せたい」「筋肉をつけたい」といった曖昧な目標よりも、「腰痛を改善したい」「ゴルフのスコアを上げたい」「姿勢を良くしたい」といった具体的な目標の方が続けやすい。ピラティスの効果を実感しやすくなるし、恥ずかしさよりも目的意識が勝つようになる。

継続のコツは、最初から頑張りすぎないことだ。週1回から始めて、慣れてきたら週2回にする。無理に毎日やろうとすると、かえって続かなくなる。俺も最初の3ヶ月は週1回のペースで、効果を実感してから頻度を上げた。

まとめ

ピラティスに対する「恥ずかしい」という気持ちは、多くの男性が抱く自然な感情だと思う。でも実際にやってみると、その気持ちよりも体の変化への驚きの方が大きくなる。腰痛の改善、姿勢の向上、スポーツパフォーマンスの向上など、得られるメリットは想像以上だった。

何より、ピラティスは本来男性のために開発されたエクササイズだということを知ってほしい。周りの目や先入観に惑わされず、自分の体のために必要なことを淡々とやる。それが一番大切だと思う。

妻に「最近なんかちょっと変わった?」と言われるようになったのも、きっと姿勢や体の使い方が変わったからだ。見た目の変化もそうだけど、何より体が楽になったことが一番の収穫だった。迷っている人がいたら、まずは体験レッスンから始めてみることをおすすめする。きっと新しい発見があるはずだ。

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