男の脱毛事情2024年版|40代会社員が調べてわかった本当のところ
正直に言うと、僕は42歳になるまで男性の脱毛なんて全く考えたことがなかった。毎朝のヒゲ剃りが面倒だなと思いつつも、「男なんだからこんなもんでしょ」という感覚で20年以上過ごしてきた。
ところが先月、電車で隣に座った同年代くらいの男性を見て驚いた。顔全体がすごく清潔感があって、よく見ると青ヒゲが全くない。単純にヒゲが薄い人なのかと思ったんだけど、その後職場でも「あれ、なんか最近垢抜けたよね」と言われてる同僚が何人かいることに気づいた。
気になって調べてみたら、男性の脱毛市場がここ数年で急激に拡大していることがわかった。株式会社リクルートライフスタイルの調査によると、20代から40代男性の約3割が「脱毛経験あり、または興味がある」と回答しているらしい。思っていた以上に一般的になっているんだと驚いた。
今回は同世代の男性向けに、僕が調べてわかった男性脱毛の実情をまとめてみたい。専門家じゃないので難しい話はできないけれど、同じような疑問を持った人の参考になればと思う。
そもそも男の脱毛って何があるの?大きく分けて4つのパターン

調べてみてわかったのは、男性の脱毛には大きく分けてプロに任せる方法と自分でやる方法があるということ。それぞれ全然特徴が違うので、まずはざっくりと把握しておくのが良さそうだ。
プロに任せる脱毛は2種類ある
まず医療脱毛。これは病院やクリニックで医師や看護師がレーザーを使って行う脱毛で、いわゆる「永久脱毛」というやつだ。毛根を破壊するので、基本的に一度処理すればその毛は二度と生えてこない。ただし、その分費用は高めで、顔全体のヒゲ脱毛だと10万円から30万円くらいが相場らしい。痛みもそれなりにあるが、麻酔を使ってくれる場合もあるとのこと。
もう一つが美容脱毛。これはいわゆる脱毛サロンで光を照射する方法で、毛根にダメージを与えて毛の成長を抑制する。完全に生えなくなるわけじゃないけれど、毛を薄くしたり自己処理を楽にしたりする効果がある。医療脱毛よりも安価で痛みも少ないが、効果を維持するためには定期的な通院が必要になる。
自宅でできる方法も意外といろいろある
一方で自宅でできる方法もいくつかある。一番身近なのはシェービング。カミソリや電気シェーバーで毛の表面を剃る方法だ。手軽だけど持続性はないし、カミソリ負けや青ヒゲの原因にもなる。僕も毎朝やってるけれど、正直肌への負担は大きいと感じている。
除毛クリームという選択肢もある。毛を溶かす成分で処理するので、カミソリ負けの心配が少なく、広範囲を一度に処理できる。ただし肌への刺激があるので、敏感肌の人は注意が必要だ。
最近は家庭用脱毛器も人気らしい。サロンと同じような光脱毛が自宅でできる機器で、継続すると減毛効果が期待できる。初期費用は3万円から10万円程度と高めだけど、サロンに通う手間がないのは魅力的だ。
会議室で名刺交換をした時、相手の男性が少しだけ目を見て話してくれたのを思い出す。清潔感って、相手への印象を左右する重要な要素なんだと改めて感じた。
みんなどこを脱毛してるの?人気部位ランキング
男性脱毛と言っても、どの部位を処理するかで選択肢は大きく変わってくる。調べてみると、部位によって人気の理由や処理方法の向き不向きがあることがわかった。
圧倒的人気はヒゲ脱毛
最も人気が高いのは間違いなくヒゲだ。日本メンズ脱毛協会の調査では、男性脱毛経験者の約7割がヒゲ脱毛を選んでいる。理由は明確で、毎日のシェービングの手間から解放されることと、青ヒゲやカミソリ負けといった悩みの解決だ。
ヒゲは毎日生えるし、処理を怠ると見た目の印象が大きく変わる。僕も朝の忙しい時間に丁寧にヒゲを剃るのが面倒で、つい雑になってしまうことがある。処理後の肌荒れも気になるし、夕方になると青ヒゲが目立ってくるのも悩みの種だ。
体毛の処理も増加傾向
ヒゲに次いで人気なのが胸毛や腹毛といった体毛の処理。特に夏場にTシャツから毛が見えるのを気にする男性が多いらしい。腕毛や脚毛も、スポーツをする人やファッションで肌を見せる機会が多い人に人気がある。
VIO(デリケートゾーン)の脱毛も近年増加している。衛生面での効果が大きく、蒸れやかゆみの軽減、清潔感の向上につながる。パートナーからの要望で始める人も少なくないようだ。ただ、こういった部位は自己処理が難しいので、プロに任せる人が多い。
背中の毛も自分では処理しにくい部位として、クリニックやサロンでの施術を選ぶ人が多い。鏡で確認しにくいし、手が届かない場所もあるからだ。
実際のところ費用はどれくらい?方法別の料金比較
脱毛に興味を持ったとして、やっぱり一番気になるのは費用だ。調べてみると方法や部位によって価格帯がかなり違うことがわかった。
医療脱毛の相場感
医療脱毛は効果が高い分、費用も高め。ヒゲ全体の脱毛だと、5回コースで10万円から20万円程度が相場。大手クリニックのゴリラクリニックでは、ヒゲ3部位の5回コースが約7万円、追加1回が100円という料金設定になっている。
体の部位だと更に高くなる。胸や腹の脱毛は1部位あたり5回で8万円から15万円程度。VIO脱毛は5回で15万円から25万円くらいが一般的だ。全身脱毛となると50万円を超えるケースも多い。
ただし、医療脱毛は永久脱毛なので、一度完了すればその後の費用はかからない。長期的に見るとコストパフォーマンスは良いかもしれない。
美容脱毛は比較的リーズナブル
美容脱毛は医療脱毛の6割から7割程度の料金が相場。ヒゲ脱毛なら10回コースで5万円から10万円程度で受けられる。大手サロンのメンズクリアでは、ヒゲ脱毛の通い放題プランを月額3,000円程度で提供している。
ただし美容脱毛は永久脱毛ではないので、効果を維持するためには定期的な施術が必要。トータルコストで考えると、長期的には医療脱毛と同程度になる可能性もある。
自宅での処理は初期費用は安いが…
除毛クリームなら1本1,000円から3,000円程度で購入できる。家庭用脱毛器は3万円から10万円程度と幅があるが、パナソニックの光エステなら5万円前後で購入可能だ。
ただし継続的に使用する必要があるので、ランニングコストも考慮しなければならない。除毛クリームなら月に2,000円から3,000円程度、家庭用脱毛器もカートリッジの交換費用が年間1万円程度かかる場合が多い。
美容室帰りのエレベーターで、後輩に「あれ、なんか変わりました?」と言われた同僚の話を思い出す。小さな変化でも、人の印象って変わるものなんだ。
脱毛を始める前に知っておきたい注意点とリスク

脱毛に関する情報を調べていて気づいたのは、良い面ばかりが強調されがちだけれど、注意すべき点やリスクもあるということだ。始める前にこういった点を理解しておくことは重要だと思う。
痛みの問題は避けて通れない
まず避けて通れないのが痛みの問題。医療脱毛は特に痛みが強く、「輪ゴムで弾かれるような痛み」と表現されることが多い。ヒゲやVIOなど毛が太くて濃い部位は特に痛みが強いらしい。
クリニックによっては麻酔クリームや笑気ガスを使用してくれるが、追加料金が発生する場合がほとんど。痛みに弱い人は事前に相談しておくのが良さそうだ。
美容脱毛や家庭用脱毛器は医療脱毛より痛みは少ないが、それでも無痛というわけではない。特に家庭用脱毛器は出力調整を間違えると火傷のリスクもある。
肌トラブルのリスクも考慮が必要
脱毛後は肌が敏感になるため、赤みや腫れ、場合によっては火傷といった肌トラブルが起こる可能性がある。医療脱毛なら医師が対応してくれるが、美容脱毛の場合は自分で皮膚科を受診する必要がある。
日焼けした肌には施術できないことが多いのも注意点だ。脱毛期間中は日焼け対策をしっかりする必要がある。特に営業職など外回りが多い人は、施術のタイミングを慎重に考える必要があるだろう。
毛周期との関係で時間がかかる
毛には成長期、退行期、休止期というサイクルがあり、脱毛効果があるのは成長期の毛だけ。そのため1回の施術ですべての毛を処理することはできない。
医療脱毛でも5回から8回程度、美容脱毛なら10回から15回程度の施術が必要になる。施術間隔も1ヶ月から2ヶ月空ける必要があるので、完了まで1年から2年程度はかかると考えておいた方が良い。
一度脱毛すると元に戻せない
特に医療脱毛の場合、永久脱毛なので一度処理した毛は基本的に生えてこない。ヒゲの形を変えたくなったり、年齢を重ねて毛があった方が良いと感じたりしても、元に戻すことは難しい。
デザイン脱毛という選択肢もあるが、将来的なことも考慮して決める必要がある。特に若い世代の人は、本当にすべて処理してしまって良いのか慎重に判断した方が良いだろう。
結局どれを選ぶ?目的別の最適な選択肢
ここまで調べてきてわかったのは、脱毛に「正解」はないということ。人によって目的も予算も痛みへの耐性も違うから、自分の状況に合わせて選ぶしかない。
完全に処理したいなら医療脱毛一択
もし「もう二度と処理したくない」「完全にツルツルにしたい」という明確な目的があるなら、医療脱毛を選ぶのが良いと思う。費用は高いけれど、長期的に見れば毎日のシェービング時間や肌への負担を考えるとメリットは大きい。
特にヒゲが濃くて毎日の処理が大変な人、カミソリ負けで悩んでいる人には効果的だろう。痛みが心配なら麻酔を使ってもらえるクリニックを選ぶのが良い。
まずは薄くしたい、試してみたいなら美容脱毛
「いきなり全部なくすのは不安」「とりあえず薄くしたい」という人には美容脱毛が向いている。医療脱毛より安価だし、痛みも少ない。効果に満足できなければ途中で医療脱毛に切り替えることも可能だ。
ただし永久脱毛ではないので、効果を維持するためには定期的な施術が必要。トータルコストは最終的に医療脱毛と同じくらいになる可能性も覚悟しておいた方が良い。
手軽に始めたいなら家庭用脱毛器
「サロンやクリニックに通うのは恥ずかしい」「自分のペースでやりたい」という人には家庭用脱毛器がおすすめ。初期費用はそれなりにかかるが、家族でシェアすればコストパフォーマンスは良くなる。
ただし効果はプロの施術より劣ることが多いし、根気強く続ける必要がある。背中など手の届かない部位は処理が困難なのも難点だ。
応急処置的なら除毛クリーム
「とりあえず今だけ処理したい」「海やプールに行く前だけ」という用途なら除毛クリームが便利。痛みもないし、広範囲を一度に処理できる。
ただし持続性は数日から1週間程度と短いし、肌への刺激もある。長期的な解決策にはならないが、脱毛を検討する前のお試しとしては良いかもしれない。
同窓会で久しぶりに会った友人が「全然変わんないね」と言ってくれた時、内心「変わってないのが良いことなのかな」と考えてしまった。年齢を重ねても恥ずかしくない自分でいたいという気持ちは、誰にでもあるものだと思う。
僕自身はまだ決断できていないけれど、無料カウンセリングを受けてみようかと考えている。専門家の話を聞いて、自分に合った方法を見つけたい。同じように悩んでいる人がいたら、まずは情報収集から始めてみることをおすすめする。一人で悩むより、まずは相談してみることが第一歩なのかもしれない。

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